住宅ローンの借換え

Q.住宅ローンの借換えとはどういうものでしょうか。

A. 借換えとは、住宅ローンを新たに借りて、現在の住宅ローンを一括返済することです。

解説

低金利の昨今ですので、昔借りた住宅ローンの金利が相対的に高くなっていることもあります。
この場合、より低い金利の住宅ローンを借りて、その借りた金で現在のローンを一括返済することで、金利差の分(★1)総支払額を減らすのが住宅ローンの借換えです。

例えば、金利3%のA銀行で残債が2000万ある場合、金利1.5%のB銀行で2000万円を借りてA銀行のローンを一括返済するような場合です。
借り入れ額は2000万円で変わりませんが、金利が1.5%に減るのでその分支払総額を減らすことができるわけです。

ただし、借換えには諸費用(★2)がかかりますので、費用を含めた軽減効果があるかどうかの判断が必要です(★3)。

その他のポイントしては、公的融資と民間融資間の借り換えはできないこと(★4)、団体信用保険(団信)は入り直す必要があること、火災保険は継続できること、などがあります。

もう少し詳しい解説

★1 したがって、金利差が大きい、残債が多い、残りの返済期間が長い、などのほど借換えのメリットが大きくなります。

★2 印紙代、司法書士手数料、保証料、事務手数料、抵当権抹消費用、新規融資に対する抵当権設定費用など。

★3 金利差の減額分を諸費用が上回るようなら借り換えのメリットはないので事前のシミュレーションが大事です。

★4 フラット35への借り換えは可能

※掲載している情報は、2021年5月時点での法令・税制・商品等に基づきます。将来、法令・税制・商品内容等が変更される場合があります。

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