住宅ローンの金利

Q.住宅ローンの金利にはどのようなものがありますか。

A. 住宅ローンの金利には、固定金利型、変動金利型、固定金利選択型などがあります。

解説

固定金利型とは借り入れ時の金利が返済終了まで変わらないタイプをいいます(★1)。

変動金利型とは市場の金利の変動に応じて定期的に金利が変動するタイプです(★2、3)。

固定金利選択型とは借り入れから一定期間は固定金利で、その後は固定金利か変動金利かを選択できるタイプです(★4)。

それぞれメリット・デメリットがありますので、自分のライフプランにあったタイプを選ぶことが大切です。複数のタイプを組み合わせることも可能です。

もう少し詳しい解説

★1 固定金利型のメリットは借入後の金利に影響されないこと、返済計画が立てやすいことなどです。デメリットは金利が下落しても返済額は変わらないことです。

★2 変動金利型のメリットは借入後に金利が低下した場合に返済額が減ることです。デメリットは逆に上昇すると返済額が増加すること。また返済計画が立てにくい点です。

★3 金利の見直しは半年に1回行われます。ただし返済額が大幅に変わらないよう、多くの金融機関では返済額の見直しは5年に1回とし(5年ルール)、かつ見直しの上限を旧返済額の1.25倍までに制限しています(125%ルール)。

★4 当初の一定期間、3年、5年、10年などの固定金利期間を選択できます。一般に固定金利期間が短いほど金利は低くなります。メリットは固定期間中は返済計画が立てやすいこと、固定期間終了後は金利の低下により返済額が減ること。デメリットは逆に固定期間中に金利が下がっても返済額は変わらないこと、固定期間後の返済計画が立てにくいことなどです。

※掲載している情報は、2021年5月時点での法令・税制・商品等に基づきます。将来、法令・税制・商品内容等が変更される場合があります。

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