相続争い、高止まり続く

相続を巡る争いは増えている。最高裁判所の司法統計によると、遺産の分割を巡って全国の家庭裁判所に持ち込まれた審判・調停の件数は2019年に1万5842件。20年で1.5倍に増え、近年は1万5千件前後の高止まりが続く。

出典: www.nikkei.com

 

記事では相続争いの高止まりの原因として日本社会の高齢化を挙げています。

2019年の65歳以上の人口は約3589万人で2000年に比べて1.6倍に増えており、遺産の取り決めについて明確にしないまま亡くなり、遺族の話し合いがこじれるケースが増えていると。

そして近年も相続争いが高止まりしてなかなか減らないのは、終活を先のこと、特別なことと考える人がまだまだ多いからかもしれません。

確かに自分の死んだ後のことを考えるのはよほど心に余裕があるときか、自分に死が差し迫ってきたきぐらいですから、毎日を忙しく過ごしている人が終活を考えるのはなかなか難しいと思います。

しかしながら、特にこのコロナ禍で身にしみて感じるのは人の運命というのは全く予想がつかないということ。1年前に元気に話していた身近な人が1年後にこの世からいなくなっている、ということは他人事ではなく誰にでも起こりうるのです。あなた自身にも。

終活は人生を最後まで楽しく過ごすための備えです。

このあたりで一度立ち止まってもしものときのことを考えてみませんか。

※最高裁判所の司法統計はこちらで確認できます(最高裁判所司法統計)。

NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員。相続アドバイザーとしての業務上の資格としては、行政書士(遺言書・遺産分割協議書・相続関係図・財産目録等の書面作成代理業務)、ファイナンシャルプランナー(税務・保険・年金・不動産などライフプランニングのコンサル業務)、宅建士(不動産の相続プランニング業務)、終活カウンセラー(エンディングノート・介護・成年後見・お葬式・お墓など終活コンサル業務)などを保有。また税理士・司法書士・土地家屋調査士・不動産鑑定士・測量士・弁護士など、相続案件の処理に欠かせない各種専門家との強いネットワークも有する。近時は「幸せな相続」実現のためのツールとしてのエンディングノートの重要性から、各種エンディングノートセミナーやワークショップの開催に力を入れている。